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無料でやってあげるより、お金をもらうほうが感謝される

僕自身がカメラマンとして活動していくにあたり、写真を無料で撮ってあげるようなことがあったわけですよね。写真を無料で撮ってあげる機会を最初にもっていたんです。

カメラを習いたての時はとにかく現場に行って、うまくなろうと思ってたから、こちらからお願いしてでも、撮影させて欲しいと頼んでいたわけですよ。

イベントに行ったり屋外に行ったり、またスタジオ機材を買ってきて自分で組み立ててどうぞみたいな感じでやってあげていました。

最初はミスもあるし、機材の使い方も知らなかったからどんどん覚えられていったんだけど、1年くらいするとやっぱり覚えてくるわけですよ。すると、こっち側での成長がなくなってくる。
そのとき、「無料で撮るべきかどうか」を迷うようになりました。
無料でも感謝されるからいいんじゃないかと思ったんだけど、意外と無料でやると感謝されないことが分かってきたんです。

無料でやると、準備してこなくなる

お金を払っていると、写真撮影って結局共同作業なんですね。特に日時を決めて、時間をそろえて、服を整えてもらって髪型をセットして、顔がむくんでいる人はサウナ行ったりとか、そういうものも無料だと全然やってくれない。
こっちは本気でやっているのに、向こうは準備もせずに来る」から、だんだんミスマッチが起こるようになってきたわけです。

こっちとしては何千円かの仕事を無料にしているから、やってあげている気持ちでいるんだけど、向こうは向こうで無料だからあんまりやってもらってる感がないから、感謝に差が出てくるんですよね。

それでもまだ、写真は現物ができるからいいかなと思っていたけれど、写真を渡しても無料で頼んできた人は使わないんです。
Facebookのプロフィールとかインスタグラムでも、撮ったのに1枚も使わないで、こちらがわざわざ時間をかけてデータを管理しても。

使ってもらえなかったとき、最初は「僕の撮り方が悪かったかな」とか「本人が使うタイミングがなかったのかな」と思っていたけれど、実はそうじゃなくて単純に向こうが無料だとそもそも写真を大事にしないんだ、ということに気づいたんです。

例えば結婚式みたいに一生に一度のイベントで二度と撮り直せないものだったら無料だろうが関係ないかもしれないけど、それでもやっぱりお金を払ったほうが感謝されるし、何より写真だと使わなければ意味がないですからね、撮るだけじゃなくて。
それがだんだん差が出てきたのを感じたわけですよ。

お金を払ってくれる人が現れたら、無料をやめていく

無料で撮影することをやめたもう一つが、同じ作業でもお金を払ってくれる人が現れたんです。

例えば1万円でとか、安くても5000円でとかで依頼をくれる人が現れるようになりました。
すると結局同じ手間ならお金を払ってくれる人を大事にしたいから、そっちを優先するようになってくるわけですよ。

すると次第に二重価格、つまりある人からはお金をとって、ある人からはお金を取らないことになって不公平だから、お金を払ってくれた人に失礼かなと思うようになってきました。それがばれないうちはいいけど、だんだん活動が広まっていくと、あの人は私からお金を取ったのにあの人は無料で撮ったの?となると、不公平だからやめないといけないと思いました。

特に、イベントの出張撮影だと迷うところですね。
セミナーなどのイベント撮影でも、僕の撮影にお金を払ってくれる人が現れたわけです。
セミナー撮影は前は無料でやってたけど、これでお金をもらっているなら、お金もらっている人のほうだけを優先しようと思って。だから自分のほうでもこのイベント撮影したいなと思っても、撮らないようになったんです。

無料でやってあげると感謝が生まれない=向こうも不幸

いろいろやってたら、イベントの写真もそうで、結局本気で撮っても使わない人は使わないから、集合写真くらいしかね。結局無料でやってあげると、ここでも価値が生まれないし価値を感じてもらえないと思ったんです。しかも向こうは微妙にカメラマンと関係が悪くなるわけだから。感情的にもあまりよくないなと思いましたね。

お金を払わなくても成り立つもの、現代の社会でいうと「なくても困らないけどあるとうれしいもの」だと思うんです。

プロフィール写真やセミナー写真などは、無くても困らないんですよね。もともと写真は別に他にもあるし、それでも価値を感じるのはやっぱ何かしら本人が価値を感じるような部分がないといけないなと思って。

実利がすぐにわかるものではなくて、人によって価値が変わるもの。

だから誰にとっても価値があるもんじゃなくて、人によって価値が変わるものなのです。
人によって価値が変わるものを無料でやったらいけない、と思いました。
同じ人にとっても、それが苦労して手に入れたものなら価値があるわけです。

そしてこれは写真撮影以外にも言えるんじゃないかと思ったんですよね。

写真以外でもコンサル(相談)とか文章とかも無料はNG

例えばコンサルティングとかブログや本づくりの相談とかですね。文章下手なんですみたいなときも、無料で聞いちゃうと向こうも準備せずに来るし何言っても響かないから、もう無料で相談に乗るのはやめようと思い始めました。

学生の相談も来るけど、もし何かやってみたいなら実際お仕事としてやってもらう、そのかわりめちゃくちゃ指摘もするし、要求もするけど、その分うまくなるしアドバイスが生きてくるなと思います。

何よりもできたことと得られたことが感謝の気持ちが大きくなるから、本人にとっても残るものになるだろうと思いました。

無料でやらない代わりに有料で依頼されたことに全力を注ぐ

無料でやってあげるのは技術が上手くなるまではまだギリギリやっていいんだけど、技術が一定以上になったらもうやっちゃダメだと思いました。

それは同業者にとって無料でやるのやめてください、私の仕事がなくなるんでっていうことでもなくて、無料でやってあげると本人のためにもならないということが最近分かったんですよね。

だから写真もコンサルも無料でやらないようになりました。そのかわり有料で依頼されたことに全力を注ごうと思ってますね。
数千円でもいいからお金くれた人に対して、ちゃんとお金以上のものを返していくことが大事だと思っています。

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Ryuki Hayano

早野 龍輝 (Hayano Ryuki→はやのん)編集者&メディアディレクター。 2012年、新卒から書籍編集者となり、ビジネス書づくりをスタート。自己啓発や経営書を中心に、自分と同世代の読...

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