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コミュニケーション能力とは

コミュニケーション能力の定義にはいろんなものがあると思いますが、何にせよ社会に出てからは自分が付き合いたくない人とでも付き合わなくてはいけませんし、自分の思い通りにならないときにあるけど我慢することも必要です。

ここでは僕なりに考えるコミュニケーション能力について三つほど定義をお話しし、本を紹介しながら、コミュニケーション能力を伸ばす方法について考えていきたいと思います。

自分の言いたいことを、相手を嫌な気持ちにさせずに伝える

例えばコミュニケーション能力は自分の言いたいこと伝えたいことを相手を嫌な気持ちにすることなく上手に伝えることではないでしょうか。

仕事をしていると嫌だと思ったり不愉快だと感じたりすることもあるでしょう。
直接伝えて解決するならばそれに越したことはないのですがいい方を誤るだけで自分の気持ちがうまく伝わらず逆の結果になってしまうこともあります。

例えば上司の面談中に仕事の進め方や量を変えて欲しい時。自分はもっといい方法があると思っていても、上司が決めたことだからといって素直に従っていると、次第にストレスが溜まってくることもあるでしょう。その上司に対して「自分だったら別の進め方のほうがいいと思うのですがどう思われますか?」と、相手の立場を尊重しながらも自分の意見を通す。

これは伝え方の範疇に入るかもしれませんが、自分の気持ちを上手く伝えることはコミュニケーションの第一歩。

それは言葉の使い方かもしれませんし、「あなたの意見もいいと思うのですが」という前置きの使い方かもしれませんまたは相手の顔色や機嫌、忙しさの状態を判断して、ベストなタイミングで話しかける。

これはコミュニケーション能力と言えるのではないでしょうか。

その場所と空間を居心地良いものにできる

二つ目のコミュニケーション能力は、自分の要求を通すというわけではなく、その場所と空間を居心地のよいものにするということです。

具体的には、例えばあまり親しくない人と長時間過ごさなければならない時です。

社内の人であれば、会議室で別の部署の人と長時間会議をするとき。
社外の人であれば、取引先の人と同じ部屋にこもり2時間以上にわたって様々な打ち合わせをする時。

同じ時間を過ごすならばできる限り参加者全員が居心地のいい状態で過ごす方がストレスもなくいいですよね。

そのためには
・個人の名前を正確に覚えて話しかける時はその都度名前を丁寧に呼ぶ
・相手が疲れているなと感じたら休憩を提案する
・会議をしていて何か必要なもの(資料や道具)があれば自分から進んで調達しに行く
・部屋の温度が暑かったり寒かったりしたら全員に「今、部屋の温度どうですか」と尋ねる
・相手の飲み物が切れていたら補充する
など、気を利かせたうえで自分から動くことが大切です。

参加者同士が気を利かせて動くことができれば、その場所全体の雰囲気も良くなります。

気づくことと動くことの両方が求められますが、これらを鍛えることができるのは新入社員のうち。

最初は気を使いすぎてヘトヘトに疲れるかもしれませんが、気を使うことが当たり前になってくると、次第に「じっとしているほうが疲れる」という状態になります。
相手のことを気にかけて常に動いていた方が楽というわけですから、お互いにメリットがあります。

逆に、自分と同じように気を利かせなくてはいけない立場の人が相手側の会社にもいるかもしれません。自分だけが気を利かせて動くのは他の人が気を利かせて動く機会を奪っていることと表裏一体です。
その場合は周囲に配慮を見せながらも、あえて「動かない」選択をするのもまたコミュニケーション能力ではないでしょうか。

パーティなど特別な機会を、日常とは違うものとして受け入れられる

最後はビジネスだけどビジネスではない、仕事だけど仕事ではない時の動き方です。

会社の忘年会や新年会、暑気払いや周年パーティーなど、会社にはいくつかの恒例行事があります。日頃の緊張感から解き放たれてそうしたパーティーの時には積極的に羽目をはずす(ハイテンションになる)ことが求められます。

体育会系の雰囲気がある会社であれば、芸を求められることもあるでしょう。

新入社員は必ず一芸をしなくてはいけないというルールが定まっており、毎年忘年会になると新人が経営をすることが恒例になっている会社です。
僕の会社(新卒で入った出版社)もそうでした。

こうしたパーティーなどの華やかな席では、日頃の真面目な仕事ぶりとはまた違った動き方が求められます。非日常を受け入れられるかという試練です。

普段から人を笑わせたり歌ったり、マジックをしたりする経験はしていないでしょうから、一芸をやれと言われてもすぐに対応できないのが普通です。

そこで「やったことがないからやりません」と言ったら、成長や発見は生まれません。

いつもと違うルールの中で、それも限られた時間の中で最低限何ができるかを考えて、頼まれた一芸に集中するべきです
日頃やっているかどうかは関係なくむしろ日頃やってないからこそ、頼まれて対応できるかが問われるのです。

また一芸ではなくても、そうしたパーティーの席で若手社員は臨機応変な動き方を求められます。外部からの来賓ゲストをもてなしたり、各テーブルにビールを注いで回ったりすることも必要ですし、慣れていない愛想笑いをしなければいけないかもしれません。

何を言ってるかわからないようなもごもごとした話し方の参加者に、とりあえず相槌だけを打って時間を過ごすこともあるでしょう。

「この時間、だるいな」
「こんなことしているくらいなら会社のデスクで仕事していた方がましだ」

と考えるのはあなただけではありません。

華やかなパーティーの席は、あなたがさらに成長するための一つのチャンスです。

来賓から上司までを見渡し、必要とあればビールを注ぎ、話を聞きに行く。
テーブルに料理が足りていなかったら、数人分を大皿に盛って持ってくる。
芸やトークを求められたら即座に快く応じる。

パーティの一次会であればそれほど長時間ではなく長くても3時間で終わるでしょう短い時間の中に自分が活躍できるチャンスがないかを伺って動き回る。

そうすることで周囲への配慮や動き方、お酒の席を盛り上げるためのエネルギー配分がわかります。

基本的にお酒の席というのはベンチャー企業でもどこでも大体の会社にありますから、動き方を覚えることは大切です。

上司の目にとまれば、そのまま少人数の二次会や、サシ飲みまで発展するかもしれません。
上司から誘われた場合はご馳走してくれるでしょうから、お金を払わずして高級店の味を知ることができます。

通常の業務とは違うこの非日常の時間をいかに楽しく能動的に過ごせるか。
一度うまくやることができれば、毎回の時間が楽しみになるはずです。

酒の席で培った関係は、酔いが冷めた翌日以降も残っていくはずです。それまで話したことがなかった人とも仲良くなれるかもしれませんし、今後あなたが仕事でミスをした時に許してくれる可能性も高くなります。

コミュニケーション能力の基本はどこで学べるか?

本で学べるコミュニケーション能力は限られている

以上コミュニケーション能力とは何だろうということについて自分なりの考えを伝えておきました。
自分の思っているコミュニケーション能力と違うという異論も大いに結構です。

さて、コミュニケーション能力を鍛えるために本を読むという行為はどうなのでしょうか。

結論から言えば本で学べるコミュニケーション能力は限定的である、と考えています。学べなくはありませんが、それよりもハードな会議の席、酒の席、会食の席など実際のシーンで周囲に配慮し自分なりの動き方を考えていくことが、コミュニケーション能力を高める第一歩です。

ただし、最初はイメージがわかないでしょうから、本である程度のイメージをつかんでおくことは大事です。

コミュニケーション能力は最近注目されるキーワードです。
コミュニケーション能力を扱った本は数多く出ていますが、どれでもいいわけではありません。

元々社交的で外交的なひょうきんものの書いた本はあまり参考になりません。

それよりも、元々は引っ込み思案で話下手だったけれども、人との付き合い方のルールを知って人間関係がうまくいくようになった、というタイプの著者の本であれば大いに参考になるでしょう。

コミュニケーション能力の考え方が学べる本

気まずくならずに会話が続く! 「コミュ力」アップ実践講座


クローズドクエスチョンの使い方やクッション言葉の使い方など実例が豊富です。オレンジページが出版元ということもあり、主婦向けのイラストやデザインですが、その内容は若手ビジネスマンにも通用する普遍的な内容です。
コミュニケーション関連の本でテーマになる内容がコンパクトにまとめられていて、この本の中からより深めたいテーマを見つけるとさらにコミュニケーションの理解が深まると思います。

人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方


自分がコミュ障だと思っている人にはこちらを紹介します。
よく、会話や説明がうまく行かないとき、「私はコミュ障だから」といって逃げる人がいますが、本書によれば誰しもコミュ障的な要素を持っており、それほどきにする必要はないということです。

本書では第1章でまず、コミュ障である自分を受けいれようという話から始まります。

オススメは第4章のシチュエーション別対処法で、コミュ障のレベル(軽度か重度か)によってとる対策をそれぞれ解説してくれています。
実例があるためわかりやすい一冊です。

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Ryuki Hayano

早野 龍輝 (Hayano Ryuki→はやのん)編集者&メディアディレクター。 2012年、新卒から書籍編集者となり、ビジネス書づくりをスタート。自己啓発や経営書を中心に、自分と同世代の読...

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