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本をより頭に残りやすくする方法についてお話ししていきたいと思います。

このブログでは、乱読を標榜し、とにかくたくさんビジネス書を読んでほしいということをお伝えしていますが、読めば読むほど何かしら頭に残る方がいいですよね。
どれだけ読んでも、自分の頭に何も残っていないと、読書をしてももったいないもの。出来る限り後から本の形を思い出せるようになりたいものです。

どうやって頭に残すかを考えて見ると、一つの方法として、記録をつけることがあると思います。

人間はどうしても忘れてしまう生き物ですから、昨日読んだ本ももしかして忘れてしまうかもしれません。そうなると、自分のメモを必ずつける習慣をつけることが大事です。
ツイッターで別アカウントを作って、小さいメモをひたすらに起こしてそれをブログにまとめる方法はこちらの記事でご紹介しました。

では、読書記録をつける以外の方法として何があるでしょうか。

ポイントとしては、右脳的な記憶をつける、ということです。
本を読むとき、違う場所・違う雰囲気の中で読んだ本は、頭に残りやすいのです。

また、読むまでに苦労した本、読みながら苦労した本も、頭に残ります。
「どこで読んだ」とか、「あの時必死に読んだな〜」といった情報・エピソードなど、周辺の記憶というのは内容とは別に自分の中で記憶として残ります

お店の雰囲気とかお店の気温、立っていた時の足の痛み。
本屋の併設のコーヒー屋さんから香ってきたコーヒーの匂い。
その本を読むために何件もお店を回って、やっと辿り着いたときの疲れ。
なぜ、急いで読んでいたのか、そのときの心理状況。

こうした細かい感情的・情緒的な記憶は、右脳の情報として覚えやすいものです。
僕自身、どの本をどんなときにどの店でどんな気持ちで買って読んだかは、だいたい覚えています。

こうした情報は意図せずとも自然に記憶に残るものですし、その感情的なものと本の内容がリンクすることで、より定着しやすい読書体験となるのではないのでないでしょうか。

以上の理由から、本の記憶を定着させるためには、「買った時の記憶」「読んだときの記憶」を大事にしてほしいと思います。
以下はより詳しく説明していきます。

読む場所に変化をつけるために読む場所を変える

具体的に、本を買って読むときにどういったことをすれば、記憶に残りやすくなるでしょうか。

まず、本を買ったら家で読んだり喫茶店で読んだりすると思いますが、お金に余裕があるなら、いろんな喫茶店をまわりながら読んでみると、記憶の定着においても良い影響をもたらします。

いつもと同じ喫茶店で読むのではなく、いつもスタバに行っているのなら、たまにはドトールに行ってみる。エクセルシオールに行ってみる。また、あえてタバコ臭いかもしれないけれどもコーヒーが美味しい純喫茶に行ってみる。
本を片手に、休日わざわざ誰も行かないような、地方都市のそのまた横の小さな駅前の喫茶店に入ってみて読んでみてもいいかもしれません。

こうした経験というものは一見無駄なように見えますが、あとあとまで着実に右脳に残るものです。
その証拠に、僕自身も日々いろんな本を読んでいますが、出張先で出会った本というものは東京で読んだ本の2倍以上のインパクトがありますし、内容もより覚えています。

本の内容と本を読んだ時の五感の記憶それが両方組み合わさって、読書の体験として積みあがっていくのだと思います。

無料で借りるのではなくコストをかけて手に入れる

人間はどんな情報であってもどれくらいそれに対してコストをかけたということがその内容に対して印象が変わってくるのだと思います。

情報を得るまでに薄い苦労しかないとあまりに着きません。道端に落ちていたり誰かからいらないからと言ってもらった本は、どうしてもありがたみがなく感謝しないでしょうし、大切にしないと思います。
そうした扱いの本は、読書してもあまり身にならないでしょう。

逆に、読みたいと思っててもどこの本屋を探しても在庫が見つからず、関東のはずれの書店でやっとのことようやく見つけた本であれば、貪るように読むでしょう。その経験は絶対に頭に残ると思います。

逆に図書館やコワーキングオフィスに置いてある本を借りて読んだとしても、あまりに簡単に手に入ってしまうと効果がうすいものです。
これは、手に入れるためにコストを払っていないぶん、人間の頭には残りづらいからです。
そのため、常に大量の新しい本が好きなだけ手に入る環境にいる人がいたとしても、その人が必ずしも最良の読書ができてるかと言うとそうではないわけです。

むしろ、読書に飢えているほうが頭に入ります。飢えているからこそ、一度読んだ時に頭にずばっと入りそのまま定着するのではないでしょうか。

感覚的な話になりますが、お金がないから読書ができないというわけではなく、いかに自分のエネルギーを注いで手に入れたか貪るような読書体験ができたか、それに尽きると思います。

たとえ月に使える本代が1000円しかなくても、その1000円で良い本は買えますし、一冊しか買えなくてもその一冊の内容を徹底的に実践して身につけることができればそれは決して貧しい読書体験ではないでしょう。反対に例え月に5万円も本代が使えたとしても、買っただけであまり実にならない読書しているようでは、本を買っていないのと一緒ですからね。

電子書籍が頭に残りにくい理由の1つは手に入りやすさ

電子書籍は紙の本に比べ頭に入りにくいと考えている理由の一つとして、この「手に入れるまでのコストが低い」ことがあります。
電子書籍は家の中にいてダウンロードできるのは確かに魅力なのですが、あまり手に入れるのに苦労もしないでしょう。
そのため、電子書籍で難しい内容を学ぼうとしてもありがたみがないため、どうしてもいい加減になりがちです。本を手に入れやすい環境にいると、目移りしてしまいます。言い換えれば、本が身にならないうちに次の本、次の本に移ってしまい、結局何も身につかないということが起きてしまいます。
これは電子書籍で起こりやすい欠点です。

期日を設定してプレッシャーをかけて読み込む

最後に紹介するのは、プレッシャーがあるなかで読み込む方法です。
紙の本であれ電子書籍であれ、何かの期日までに本の内容を頭に入れておかなければならないという状況に身を置くことは有効です。

特に「日曜日の読書会までに読んでおかなければいけない」とか、「仕事の用事で人に会うまでに読んでおかなければいけない」といった切迫した状況下では、人は必死にその期日までにその本の内容を覚えようとしますから必然的に頭に残りやすくなります。

特に最も頭に入るのは、期日が目前に迫った読書会で、その本を三分間でプレゼンテーションして欲しいと言われたときでしょう。
読書会では単純にプレゼンをするだけじゃなくプレゼン後に参加者からその本の詳しい内容について質問が飛んでくることもありますから余計に集中しておかなければいけません。

これは大きくプレッシャーかかり、とっても疲れますが身になる読書の方法としては有効だと言えます。

以上、本をより頭に残りやすくする方法についてお話ししてきました。色々な工夫をしながら、右脳的な情報を加算しつつ、本の内容を頭に入れていきましょう。

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Ryuki Hayano

早野 龍輝 (Hayano Ryuki→はやのん)編集者&メディアディレクター。 2012年、新卒から書籍編集者となり、ビジネス書づくりをスタート。自己啓発や経営書を中心に、自分と同世代の読...

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