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フリーランスと会社員の違い

僕自身は株式会社メディア・コンフィデンスの代表として、自分自身が仕事のやり方や、自分に対して支払う役員報酬、働く時間などを決めることができる立場にあります。

法人の代表ですが、実際にはフリーランスと同じ動き方をしています。
単にフリーランスがひとり法人を作ったと言ったほうが正確です。

まずは一般的な違いとして、フリーランスと会社員の比較ポイントをまとめます。

違い(1) 働く時間

フリーランスと会社員の違いはいくつかあるでしょうが、まずは働く時間が大きく異なります。

会社員は大抵月曜日から金曜日までの平日9時から19時までといったように、定時が決まっていると思います。
土曜日・日曜日は休みですし、平日であっても風邪をひいて体調が悪かったり急用ができたりしたら有給休暇を取ることができます。

一方フリーランスは働く時間が明確に決まっていません。朝10時に起きて12時くらいから仕事をスタートしてもいいですし、夜だけ仕事をする人もいます。

違い(2) 社会保険・年金

続いては社会保険年金。会社員の場合、社会保険など会社が自分の支払うべき税金・保険金などを会社が代わりに支払ってくれているため、税金について特段考えずにすみます。

いっぽうフリーランスはこれらを自分で計算し、自分で支払いをしなくてはいけません。支払いを忘れていると督促電話がきますし、計算を間違えていても誰も指摘してくれません。月の時間のうち一定時間はこうした経理面について作業が発生します。

違い(3) 働く場所

続いては働く場所について。会社員の場合は固定のオフィスで固定のデスクが決まっていると思います。

一方、フリーランスの場合そもそも固定のオフィスを持たないことが多く、毎日その日行きたい町のカフェやコワーキングスペースで自分のパソコンを開いて仕事をすることができます。

仕事の依頼のされ方

一般的な違いをまとめたところで、ここからは、僕自身がどのような働き方をしているかについてお話ししていきたいと思います。

僕自身は会社員時代と同様、書籍の編集者としてフリーランス活動をスタートさせました。 独立直後はウェブメディアの勉強をしたかったことがあり、積極的に出版業界以外の業界から編集や執筆の仕事を受けていました。

ウェブメディアが一通り分かって来てからは、再び書籍編集の仕事をメインにするようになりました。

フリーランス編集者が書籍編集に関わる場合、1冊ごとの案件単位で依頼が来ます。

実際にはどこかの出版社で企画が立っていたものの、編集者のマンパワーが足りず、そこから外部の力を借りよう、というところで白羽の矢が立ちます。そのためある程度企画が進んでいることが多いです。

出版社の社員の方が立てた企画を見ながら、企画内容やスケジュール予算について確認した後それを受けるかどうか決めます。

編集者によって得意分野が決まっているため自分の得意分野であればOKすることが多いでしょう。僕の場合は自己啓発や経営書、実用書などが得意分野ですから、それらのジャンルの本の企画が来た場合はお受けしています。

逆にフィクション(小説やコミック)、写真集は専門外なので仕事が回ってくることはありません。
企画概要が問題なければスケジュールと予算を確認し、そこから出版社の社員と同じように動いていきます。

フリーランスとしてのお金(報酬)の決め方・受け取り方・考え方

仕事を受ける時点で金額を決めた上で、スケジュール・納期を決めます。
フリーランスとしてはどこまで仕事の範囲に含めるかを明確にしておきます。

仕事を進めてからお金を決めるのが一番妥当なのですが、実際には依頼時点で依頼側が予算の範囲内で成り立つように意図していることがあるため、最初から値段を決めてから仕事をスタートするしかありません。

そのため自分のホームページに、単価表を載せてあります。
例えば既に企画がある本を編集したり取材のディレクションをしたりする場合は一冊あたり30万円から50万円の範囲で報酬が決まります。

この報酬は本が完成した場合にのみ支払われるという条件のもと契約が行なわれます。
完成させることが条件ですから、もし途中で投げ出したり本が出なかった場合はお金をもらえることができませんから、ただ働きになってしまいます。
そのため一度受けた仕事は確実に形にしなければいけませんから、フリーランスの方が責任重大です。

また同時進行でいくつもの本を受けることもできますこれは会社員にはない特権で、まるで色々な会社に同時進行で雇われて、同時に給料が発生しているようなイメージです。

短時間で圧倒的な成果を出せるような技術をもっているフリーランス(エンジニアやデザイナーなど)であれば、同じ内容であっても短時間で終わらせることでいくつもの仕事をこなすことができますから、バリバリ仕事をしてバリバリ稼ぐことができます。

そのため例えば合計時間にしたら丸一日にも満たないような時間で何十万円も稼いでいる人もいます。

ただし、そもそもフリーランスの報酬は時給換算で考えるものではなくあくまで成果換算で考えるものです。
実際には仕事を取ってくるまでが大変なわけですから、実際に働き始めてからの実働時間を考えたところでナンセンスです。

僕自身も同様で、一冊の本にかける合計の労働時間は実はそれほど長時間ではないかもしれませんが、その仕事を成り立たせるための間接的な時間や、フリー編集者としての仕事を高い水準で保つための維持費として金額が決まります。

例えば年収600万円稼ぎたいと思ったならば、年間の仕事の本数で割ることで1冊あたりの単価が決まります。1月に1冊だと年間12冊ですから、600万円12冊で割ると50万円になりますから、1つあたり50万円の仕事を軸に活動していくことになります。50万円の仕事をとるためにはその前に相当量の営業活動が必要になってくるというわけです。

基本的な1日の動き

一般的には朝早くから電車に乗って出勤することが必要ないため、朝は遅めです。

朝9時に起きればかなり早いほうでしょうし、平均的には朝10時、遅い人だと12時頃起きる人もいるかもしれません。
僕自身も10時ごろに目覚めています。

僕の場合、午前中は起きてすぐパソコンに向かうよりも、朝食がてら喫茶店のモーニングに向かうほうが多いです。朝から着替えて外向きの格好になったほうが気持ちが切り替わるからです。
午前中2時間ほど集中して執筆作業やメール対応などをおこなったのち、昼ご飯を食べます。

その後再び2時間ほどをパソコンで作業しながら、適度に場所を移ります。

自宅で作業していても、家の近くの喫茶店に移動することもありますし、喫茶店から喫茶店をはしごすることもあります。
僕自身は夕方4時から6時頃の間はあまり仕事がはかどらないため、買い物をしたり料理を作ったりして過ごします。

夜7時を過ぎるとパソコンの前に向かい、そこから仕事を再度加速させます。午前中に続いてこの時間も長時間集中できるため、集中力を要する作業が多いです。
夕ご飯を食べ入浴したのちは、再度パソコン作業があればおこないます。この時間になると集中力が切れてしまうため、画像のレタッチ作業や動画の編集、ワードプレスでの入稿作業などをおこなって過ごします。

24時を過ぎたらユーチューブやテレビなどで好きな番組を見て、就寝です。

法人化してみて感じたこと

僕自身は最初からひとり法人を立ち上げたため、法人としての経験が2年半ほどあるのですが、個人ではなく法人にしたことで変わったことがあると思います。
まずはフリーランスの編集者というよりもより大きな組織体として見てもらえるようになりました。
実際にはどこかのオフィスに社員のライターたちがいるわけでもないのですが、相手に与える印象としては「編集者の早野と、ライター数人の集団」として映っていたのではないでしょうか。

また、法人として3期目を迎えたことで、経理・会計など法人の基本的な機能について自ら体験をすることができました。法人の税務申告をすべて自分の手で行ったことで、世の中で言われている節税やお金の使い方についても意味がなんとなくわかるようになりました。

フリーランスでも自ら税務の申告をしなければいけないのですが、僕が個人事業主になっていた時よりも法人化したことで、より理解が深まったと思います。

税金の仕組みや節税などのテクニックについては、自ら勉強しなければ誰も教えてくれませんし、勉強すればするほど自分に金銭的に帰ってくる部分があります。

法人を運営するうえで、世の中の成り立ちや様々な法人の税務戦略のようなものがなんとなくわかるようになったことで、世の中の見方も大きく変わったな、と感じています。

いろいろ大変だが、人間関係のストレスがゼロ

自分で仕事を探してきて、税務会計処理もしなければいけませんが、一人で働いている最大のメリットとして人間関係のストレスがないということが挙げられます。

会社を辞めてはっきりわかったのですが、会社員のストレスの半分以上は人間関係のストレスではないでしょうか。

フリーランスになると「そもそもどんな環境で誰と仕事をするか」を一から選ぶことができます

初対面の時に「あれ、この人ちょっと嫌な感じだな・・・」と思ったら仕事をしないという選択肢も取れますし、腹が立つことをされたらスパッと関係を断つこともできます。

仕事は減るかもしれませんが人間関係のストレスで毎日苦しむよりは遥かにマシです。
次第に自分の居心地のいい人間関係の中だけで生きることができるようになります。

人間関係のストレスがないことは、お金以上に価値のあることではないでしょうか。
会社員とフリーランスそれぞれにメリット・デメリットがありますが、この「人間関係のストレスがない」という点において、僕自身はフリーランスになってよかったと感じています。

これからもフリーランスとして活動的にストレスフリーに生きていきたいと思います。

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Ryuki Hayano

早野 龍輝 (Hayano Ryuki→はやのん)編集者&メディアディレクター。 2012年、新卒から書籍編集者となり、ビジネス書づくりをスタート。自己啓発や経営書を中心に、自分と同世代の読...

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