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ブログであれ、ツイッターであれ、自分の言葉で情報発信を続けられる人は、やりたいことをより確実に実現することができます。

情報発信には、文章を書いて何か人に伝えるというプロセスが必ずあります。
もしあなたが情報発信を続けたいと思ったならば、書くよりも先に考えることがあります。
それは、「何を伝えるか」ということ。

ここでは、情報発信が続けられる人の条件の一つとして、「何を伝えるべきか」についてまとめていきます。

◎ブログ制作のコツについてはこちらでまとめています↑↑

過去の経験やノウハウはすぐに限界を迎える

最初に知っておきたいのは、過去の経験やノウハウを書こうとしても、すぐにネタが尽きてしまうということです。
自分の経験やノウハウは、文字にしてみるとそれほど分量がなかったりします。

先に書いてみるよりも先に、自分が何が書けるかを箇条書きにしてみると、自分が「どれくらい書けるか」ではなく、「どれくらい書けないか」がわかります
あれ、こんなはずじゃなかったのに・・・となる人がほとんどです。

僕自身、このブログを100記事ほど書くのに50日ですみましたが、これはひとえにこれまで10以上のウェブメディア設立で、どうやったらコンテンツ(文章)を書き続けられるかを常に考え続けた結果、一定のノウハウを獲得したからに他なりません。

自分の経験を本にしたい、はたいてい挫折する

また、本を書いてみるときも同様です。

僕自身も出版で本づくりのノウハウを自費出版してみましたが、120ページ程度でおさまりました。
制作系フリーランスの僕でもそうなのですから、一般の会社員が何かを書こうとしても途中でいきづまるのは目にみえています。

よく「自分の経験を本にしたいんだけど」という30歳くらいの人の出版相談を受けますが、大抵の場合内容を箇条書きにしてみると途中ですぐに挫折します。「あれ、意外とこんなもんか・・・」となるのですね。

編集者としてアドバイスするならば、あなたがブログや本で文章をたくさん書いてみたいと思った時、先にどれくらいのネタがあるかを箇条書きにしてネタ分類をしてみてほしいと思います。
箇条書きにしていくと、途中で行き詰まるはずです。

仮に、その量が一定量を超えていれば、どうにか1冊の本を書きあげることはひとまず可能です。語り口や文体によって密度は濃いものにできますから、その本に限っていえば好評を得ることができるでしょう。

しかし、それでも、1冊書いたらそこで終わり、というケースがほとんどです。
過去の強烈な経験を書いて、最初は良かったけれども、あとからだんだんとネタ切れになってきて、次の本から次第に誰からも求められなくなって書けなくなるケースです。
2冊目は書きたくても同じ内容しか書けない、という人ですね。これは本づくりの難しさとして常に直面する問題です。

ではブログならどうかというと、ブログになると、一度書き終えただけでは不十分で、常に書き続けることが求められます
ブログは手軽ですが、書き続けないと他のサイトに埋もれていく世界ですから、常に次を書き続けられる体制が必要です。そのぶん、やはりネタ切れには注意したいものです。その意味で、本よりもシビアかもしれません。

常に新しいテーマを扱う

情報発信を続けるためには、常に新しいテーマを扱いつづけることが必須です。
ノウハウには限界がありますが、新しい対象に対して自分が考えたことやニュースを紹介するなどして、新しいテーマを扱うことができます。

たとえばコンサルタント業をしている人が情報発信をしたい場合。
最初は基本となるメソッドや自分のコンサルタント体験を書くでしょうが、それを一定書き終えた後は、最近あった出来事や人について内容を考えていくことが必要になります。

  • こんな相談を受けて、こう解決した
  • こんなイベントに行って、こう考えた
  • こんなニュースがあって、こう考えた
  • こんな技術が生まれて、未来はこうなる
  • などの書き方をすれば、新しいテーマを生み続けられるというわけですね。

    常に新しいテーマを扱うには自分のプロ領域が必要

    ただし、誰しも上のようにすれば書き続けられるわけではありません。
    新しい物事を扱う場合に必要なのは、その人が何のプロであるかという領域です。

    同じテーマを扱うにしても、どのプロとして語るかによってまったく違った内容になるからです。

    ベンチャー起業家として語る場合と投資家として語る場合も、出来上がる文章はちがうでしょう。
    経験者なのかチャレンジャー(新人)なのかによっても違います。
    また同じコンサルタントであっても、キャリアコンサルタントと経営コンサルタントは全く違います。

    あまり社会人経験がない人(新卒フリーランスなど)が書くブログが似通ってくるのはこのためで、自分の専門領域がないために、無色(領域がない)オールラウンダーのブロガーとしてしか物事を扱えないからです。

    常に何年もかけてウェブ空間で情報発信をし続けている人は、必ずなにかしらの専門領域をもっていますし、社会人経験も1年や2年ではないことがほとんどです。
    特定の分野について長年の経験があることで、どんなテーマでも自分流に料理して評論できるということになります。

    僕であればビジネス書の編集者として会社員からフリーランスになり、本とウェブの両方に通じていることで、たいていの物事はその領域のなかで考えて意見を述べることができます。
    同じテーマが目の前にあっても3年前の僕だったら扱いきれなかったような出来事も、いまでは目に入るものすべてに何かしらのコメントをつけることができるようになりつつあります。

    ◎本を書きたい人、ブログを本にしたい人向けの内容をまとめました↑↑

    プロ領域がない人は、体験を増やす

    では、こうしたプロ領域がない人が情報発信を続けるには、どうしたらいいでしょうか。
    社会人経験が浅かったり学生だったりするならば、プロ領域を持つことは難しいでしょう。
    それでも情報発信をしたいならば、個人としての体験を増やしていくしかありません。

    体験を積むには、ひとまず人がたくさんいるところに飛び込んでいくことが必要です
    社会人交流会や朝活、読書会などは僕のブログの読者であれば当然行くものとして、それ以外にもいろいろと体験できる場所はあります。

    少しお金を貯めて、刺激が強そうなビジネスイベントに行ったり、合宿形式のセミナーもよさそうです。
    世界一周はやりすぎかもしれませんが、3連休を使って遠出して、都会ではできない体験をしてみてもいいでしょう。
    外国に行くときもガイドブックをほとんど読まずに、現地の生活を覗き見して感じたことを書き溜めていくのも有効です。

    経験をためていけば、一つの物事を複数の角度から考えることができるようになり、ある程度の情報発信ができるようになります。
    「これは都会と田舎で何が違うんだろう」
    「日本と海外で何が違うんだろう」
    「男性と女性で何が違うんだろう」
    など、体験によって得られる視点が増えれば増えるほど、物事に対して雄弁になれます。

    自分の分野を小さくても作ってみる

    体験を積んだら、自分なりの分野を小さいなりに作ってみることが有効です。

    体験をした結果、「東京と地元の違いから、物事を考えてみよう」「日本と海外の違いをもとに、ひとつの習慣について考えてみよう」などの視点が得られれば、そこに立脚して物事を考えていくことができます。今後目に移るものが、特定のテーマにひっかかるようになっていきますから、語るべき対象を見つけるのも次第に容易になります。

    僕自身がいま目の前に入るものすべてに対して何かしらのコメントをできる、と言ったのはまさにこれで、数年間自分の分野を突き詰めて行くと、そもそも自分の分野に関わるものしか見えなくなるためです。腰を据えるというか、誘惑がなくなるというか、自分の分野に関わるものだけがアンテナにひっかかるので、ある意味楽になるといえるのかもしれません。

    どうにかこうにか、自分の分野をつくって情報発信する。
    情報発信した結果、アンテナが伸びてきて、また自分の分野が少し広がる。

    その繰り返しで、どんな文章を書いても自分なりの視点で考えを述べることができるようになります。
    新しいテーマが扱えるので、ようやく情報発信がスムーズに行えるようになるわけです。

    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

    以上、情報発信を続けたいと思ったとき、書くよりも先に考えること、用意すべきものについてお話ししました。
    20代前半のうちはなかなか苦しいのも事実ですが、経験によって解決されるということだけでも知っておいてください。

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