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ビジネスマンにとっても、頭を整理し、メンタルを整えることは大事な習慣になります。

ビジネスマンはスポーツ選手ではありませんから、メンタルを整えたり心を落ち着かせるといっても、あまりピンと来ない方がいるかもしれません。
ピンとくるとしたら、プレゼンテーションで一人だけで発表しなければいけないなど、極度の緊張に起きてもおかしくない状況くらいでしょうか。

ところが実はそうではなく、プレゼンなどの本番がなくても常日頃から心落ち着ける習慣を身につけることが必要です

なぜなら、人間は予想外のストレスや突発的な出来事に対してとっさに判断しなければいけない時に、心が落ち着く蹴られていないと正常な判断を下すことができないからです。
ビジネスにおいては、そうしたとっさの判断が結果的に大きな損害を招くこともあります。

あのときもう少し落ち着いて対処していれば、こんなことにならなかったのに。どうして慌ててしまったんだろう

こうした後悔を防ぐには、常日頃から自分の心の状態を客観的に見て、何を優先するべきかを間違えずに把握し、自分の心が乱れている時にはそれを整えるための時間を取り、いつどんな状況でも心落ち着けられる技能を身につけるべきです。

朝、心を落ち着ける

まずは朝からメールの返信をする時にとっさに文章を書いて雑な返信をしてしまったことはないでしょうか。

「しまった、いくらなんでもぶっきらぼうすぎた」
「あの文面だと、違った意味でとられてもおかしくない・・・」

また本当は断りたいはずなのに、断る勇気が出せず、慌てて返事した結果を受け入れるしかない状況になってしまったということもあるでしょう。

社会人は誘惑や誘いの連続ですから、嫌だと思ってもすぐに断ることが難しい場合があります。
その場合に自分の心がドキッとしたからといって、楽な方に流れてしまうと、結果的により辛い状況に身を置くことになります。
「断っておけばよかった・・・」と後悔しながら何日間も過ごすことになりますよね。

そのためには毎朝メールを返信する前にも、心をいったん落ち着けて、どう返事するかを考えることが必要です。

会社のロビーや給湯室に自販機があるなら、出勤後にまず水や温かい飲み物を飲んでから心をリラックスさせて仕事を進めることも大事です。

またはそもそも、朝出勤して最初の仕事をメール返信にしないことで、出勤後数十分して心が落ち着いてからようやくメールを開く、という方法も考えられるでしょう。

こうした忙しい朝に心を落ち着けるのに有効なツールは、パソコンではなく紙の手帳やメモ帳です。

その日にやるべきことを朝の段階で一旦確認して、どの仕事を最初にやるべきかを全体から判断するのです。
紙に思いついたタスクを書き出して、①、②のように優先順位をつけていってもいいかもしれません。

いきなりパソコンを開くのは、心を乱す原因になります。いきなりパソコンを開くと、受信したメールやデスクトップにあるファイルなどに気を取られて、心を落ち着ける暇もなく仕事が始まってしまうからです。

昼食後〜夕方は緊張しにくく、心の整理にも向いていない

人間は昼食をとって満腹感を得ると午前中に起こるような緊張感が少し和らぎます。

イライラしにくくなり、眠くなりやすくなります。そのぶん物事に対しての集中力も落ちてきます。

このため昼食後は、普通だったら緊張する場面でも緊張しにくくなる可能性が高いです。

集中力が半減し、自分の行動に対しても意識を向けにくくなるため、昼食直後は自分の心の整理には向いていません。

仕事が終わってから、心を落ち着ける時間が必要

最も心の整理がしやすいのが、仕事が終わってからの夜の早い時間帯です

仕事から解放され自分の自由に使える時間になると、心を一旦見つめて、整理することができるようになります

ただし、深夜になると脳内ホルモンが過剰に分泌されて心配性になるため、22時や23時を過ぎてから「今の自分は大丈夫だろうか」と悩みはじめると逆効果です。眠れなくなりますから。

たとえば21時ごろに自宅でシャワーを浴びるのであれば、シャワーの前に一旦手帳を開いて自分の心の状態を整理する習慣を持つのはどうでしょうか。

仕事だと日報や振り返りシート上司に提出する必要があるところもあるでしょうが、それの自分バージョンです。
仕事以外の全てのことについても、自分が今どこまでできていて、何ができていないか。些細なミスで足を引っ張られていないか。準備はできているか 。日々仕事以外でやるべきことを、少しずつでもいいから進められているか。

これらを書き出して考えていくことで、他に仕事をして帰ってきて家で寝るだけの時間の過ごし方から少しずつ変化が起きていきます。

たとえば仕事の反省から、自分の性格や改善したい点を考えていきます。

「今日もいつものお客さんのところに営業周りをしていたけれど、同じ資料を使いまわしているだけで、自分のなかで発見がなかった。今のやり方だと楽だけど、これではアルバイトと変わらない。資料や提案内容を少しずつ変化させないと自分が成長できないな。営業先で話す世間の話題とかトピックが足りないかもしれないから、経済ニュースや雑誌、解説本とかをもう少し読んで自信をもって話せるようになりたいな」

「今日はささいな記載漏れがきっかけで会議全体の流れを僕が止めてしまって冷や汗をかいた。ケアレスミスが多い気がするから、いままでやったミスをチェックリストにして机にはっておこう。それに、仕事以外のところでも忘れ物をしたり充電が切れていたりしてもったいないことが多いな。多分そういう性格だから、人より余計に気をつけるようにしなくちゃ。忘れ物がないように、出かける時忘れやすいものはすべて玄関に置くようにしようかな」

また、何かスキルを身につけると決めているのであれば、冷静に振り替えってどこまで進んでいるかを振りかえることも大切。

「今年は仕事以外で英語の会話力をあげようと思っていたのに、何もできていない。平日は20分くらいしかできないけど、土日はまとまった時間をとって少しずつ進めていこう。スクールの下見に行く予約もいまのうちにしておこう」

「転職したあとでも可能性が広がるように、プログラミングの基礎を知識として身につけておきたい。オンラインでプログラミング体験ができるスクールが安くあるから、契約して1日30分ずつでもやってみようかな。確か、隣の部署の先輩のあの人が詳しいって言ってたから、明日会社で聞いてみよう」

このように、会社の仕事の成果だけを振り返るというよりは、より自分の習慣や時間の使いかた全般について広い視点からとらえることが大切です。

なかなか仕事はハードでしょうから、日頃の仕事だけで心の余裕を使い果たしてしまいがちです。しかし、その状況でも次の自分や新しいステージにむけて何かしら準備や修行をするのが大切です。
心を整理し、煩雑なタスクから解放される時間を持つことで、自分を見つめ直すことが可能になります。

思考とメンタルの整理がわかる本

会社では教えてもらえない 生産性が高い人の思考整理のキホン

前半は導入も他の本にもある内容ですので読み飛ばしてもかまいませんが、4章、5章は是非読んでほしいです。

本書のなかでも、とくに

パワポの前にエクセルを立ち上げる理由(p.124)
アイデア出しの近道は「何か入れる」こと(p.128)
行き詰まったら、人の行動をひたすら観察する(p.138)

などの項目は必読です。

ゼロ秒思考


万人にオススメですぐに実践でき、効果も高い。
数多あるビジネス書の中でも最強クラスの本だと思います

本書が目指すのは、思考を紙の上でゼロスピードで行なうこと。
紙は白いA41枚で固定。

体裁も横書き、日付など最低限にし、整理や索引のことはひとまず考えない。
パソコンは使わず手書き一択。

とにかく手軽にすぐ行えることが大事で、それが即断・即決を呼び起こすというのです。

僕自身、異動した前任者に代わって、赤羽さんの本を担当することになり本人にもお会いしたことがあるのですが、打ち合わせもメールも常にキレキレの方で、とても印象に残っています。単に「紙に書け」ではなく、本人も長年実践したノウハウということで信頼があると思います。

僕自身はA4ではなくロディアのB6サイズを使っていますが、そもそもカフェでロディアのメモパッドに思考を書き付けるようになったのもこの本の影響でした。あれから3年以上同じやり方をしているのですから、本書から多大な影響を得たことになります。

本書はノウハウはミニマムかつ強力です。

本が分厚いのは、具体的なテーマに対してどんな内容を書くかのサンプルが多数入っているためで、本書を読みきる前に実践に入ってしまってもいいかもしれません。
それくらいエネルギーにあふれた本です。
このブログでも僕や読者の「ゼロ秒思考」を紹介していければと思いますから、今後もこの本との付き合いは続くでしょう。

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Ryuki Hayano

早野 龍輝 (Hayano Ryuki→はやのん)編集者&メディアディレクター。 2012年、新卒から書籍編集者となり、ビジネス書づくりをスタート。自己啓発や経営書を中心に、自分と同世代の読...

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