著作=本があるかないかで、あなたのSNSは180度変わる

アウトプット・実践術

著作前と著作後で、Twitterの変化は大きい

こんにちは、編集者のはやのん(@hayanon880)です。

今回はあなたのSNS(ツイッターやフェイスブック)が、本を出すことで180度変わるということをお話していきます。

そもそも、誰しもTwitterやFacebookなど、SNSを事業に使っていると思います。
自分自身の事業をPRしたり、お客さんに名前を覚えてもらうべく、SNSで毎日何かしたら情報を発信していると思うんですよね。

さて、SNSにおいて、難しい面があります。
それが、「この人はどんな人なんだろう」というのが、伝えにくいという点。

短文が求められるSNS上の投稿では、どうしても短い文章で自分自身を伝えなくてはいけません。そのため、初めて見る人からすると「なんかいろいろ言ってるけど、この人、誰??」という疑問が浮かびます。

では、どうやって自分自身の人となりを伝えるか。

もちろん、プロフィールに社名や業種を入れるのが第一です。
また、アイコンの画像やヘッダー画像でも伝えることができるでしょう。

しかし、それ以上に効果があるものがあります。

それが、自分の書いた本=著作のタイトル、なんです。

本のタイトルは、伝える効果が大きい

本のタイトルは、
その人の考え方や主義主張を一言で表していて、
それが世の中に認められて販売されている
ものなんです。

本のタイトルがプロフィールにしっかり入っている。それだけで、SNS上の見方も大きく変わります。

さてここからは、実際に著作を出した場合に、あなたの見られ方がどのように変わるのか、これを今回は3つのポイントに分けてご紹介していきたいと思います。

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著作を出したことによる変化①専門分野を明確にし、テーマを絞れる

著作を出したことによる変化の一つ目として、専門分野が明確になり、テーマが絞れることが挙げられます。

専門分野を明確にすることで、自分自身がSNS上でどんなテーマを扱い、どんなジャンルを中心に評論をしていくのか。

これらは本の「ジャンル」によって決まります。
ジャンルは、本を出すときに決められる分類です。

本を出す時には、出版社側でバーコードを発行するのですが、そのタイミングで同時に「分類コード」も出します。
例えば「経済」ー「経営」ー「マネジメント」といったかたちで、大ジャンル-中ジャンル-小ジャンルが分類されるんです。

さまざまなジャンルをまたぐ本というものは、現実的にはほとんど出版されることはなく、必ずこのジャンルを意識して本づくりをおこないます。

そのため、1冊本を出すと、自分自身が位置どっているジャンルが決まってしまう、ということなんですね。

Hayano
さまざまなジャンルをまたぎすぎて分類が難しくなると「ライトエッセイ」になって、芸能人本と戦う羽目になります。

出版後は、その本の実績をもとに、Webメディアに連載をしたり、イベント登壇をしたりする。

いままで、SNS上でさまざまなテーマを扱ってきたところ、本を出した後は「ジャンルを固定して、そのなかで発信する」ことになるわけです。

すると、結果的に、自分自身がどのジャンルにいるのかが、初めて見る人からもわかるようになる、というわけです。

著作を出したことによる変化②SNS-ブログー本のグラデーションがつくれる

著作を出したことによる二つ目の変化として、SNS-ブログー本のグラデーションがつくれるという点があります。

毎日投稿ぐらいする TwitterやFacebook これが最初の段階ですよね
続いて週に2、3本アップするブログ。そしてその上に一冊の本がある。

このように量が多いものから、骨太な本まで、ピラミッド構造ができる。
SNSで入り口が広がり、そこからブログ記事にリンクが引かれ、徐々に自分自身の強いコアである本にきてもらう。

これは、コンテンツのグラデーションという考え方です。

SNSとブログ「だけ」だと若干弱く、本があることで、このグラデーションは完成します。
ブログからさらに自分自身の著作にリンクが引かれていることで SNSーブログー本のグラデーションをはっきりとさせることができるというわけです。

本を紹介するために、ブログがあって、さらにそのブログに来てもらうために、SNSをやる。
当然、その本のテーマを中心としてブログ記事を書くようになりますし、そのブログの記事を読んでもらいたいがためにSNSを書くようになる。

こうして次第に、自分自身のブログに繋がらないような情報発信は控えるようになります。

Hayano
SNSで世の中のゴシップとか芸能ニュースにコメントするなど、必要でないことに時間を割かなくなります(人生で無駄な時間のうちのひとつですね)。

こうして、本があることでグラデーションが生まれ、結果的には自分自身の情報発信が引き締まるというわけです。

「SNSをなんのために書こう」というのが減るため、考えるコストが減っていきます。

これも、大きな変化だと思います。

著作を出したことによる変化③ネタのため方出し方がわかり、次回作につながる

著作を出したことによる変化の三つ目として、ネタの貯め方・出し方が分かる、というものがあります。

本を一冊出したら、ぜひ2冊目、3冊目にチャレンジをしてほしいと思うんですよ。

ビジネス書実用書の場合、1冊目(デビュー作)は、慣れないことも多く、全力を出せないことも珍しくありません。

2冊目、3冊目のほうがこなれたものを書け、それが売れるというのがあるんです。

では、よりよい次回作に向けて、日頃からどんなトピックを収集し、情報収集をしていくか。
1冊本を出した経験があると、こうした「情報の集め方」も大きく変わります。

こうしたネタの貯め方や自分自身がちょっとずつ思ったことを、ブログで書いていく場合に、かならず次の本に繋がるような文章・ブログの書き方になるわけです。

ネタの貯め方、ネタの出し方がわかるということは、日頃の情報収集に無駄がなくなります。

どのようなニュースを見て、どのような情報を発信していけば良いのか。
そのヒントが明らかになるということを意味しています。

こうして1冊出すことで2冊目、3冊目にもつながりますし、更にはそうした次回作に繋がるようなSNSの書き方もわかる。
これが変化の三つ目だといえます。

SNSで重視される「誰なのか」を確定させるものが、本

以上、著作があるかないかで、SNSが180度変わる理由をお話ししてきました。

僕自身も様々なTwitterの有名人(アルファツイッタラーやインフルエンサー)とやりとりをしていますが、本を出す前と後では、、はっきりとした変化があります。

著作を出す過程で、自分自身を整理できているなと感じるんですよね。

本を出した先には、SNS上でも大きな変化がある。このダイナミズムを覚えておいてください。