ブログでの情報発信が行き詰まる原因とは?
「毎日面白いことなんてない=書けない」
こんにちは、編集者のはやのん(@hayanon880)です。
ブログでの情報発信についてhayanon.comでは紹介していますが、ブログなどの情報発信はある時に行き詰まってしまうものです。
ブログって、ともすると面白い人が面白いことを発信する、芸能人とか芸人が毎日おもしろい仕事の話とかをしてるものだと思いがちです。
「自分は一般人だし、毎日おもしろいことなんか書けないよ」と思ってしまうのも無理はないと思います。
有名ブロガーだと突飛なことをして、写真もいっぱい撮って、色々有名人に会ったりして、「なんかすごいな〜」という世界です。一方で自分はそういったところと違う、というのを感じると思います。
僕自身もブログをまったく書いたことがない時には、「ブロガーさんってなんだかテレビタレントみたいだな〜」とずっと思っていましたし、自分とは違う才能の世界だと思っていました。毎日面白いことを書けないから、僕はブログに向いてないと感じていたのです。
一方で匿名ブログの世界もあります。例えばはてなブログなどを指しますが、アカウント名もハンドルネームで顔も出さない、自分のプロフィールとか仕事現場についても明かさないけれど、その代わりに毒を吐いたり、特定の物事をこね切ったりなど、匿名だからこそできるブログというのも世の中にはあります。
こっちはこっちで好きなことを書けるし、バレずに悪口を書けて楽しいかもしれませんが、仕事には別にプラスになりません。
匿名のまま執筆依頼が来ることはありますが、本業で輝きたいということに対してはあまりプラスにならないので実は難しいわけです。下手するとトラブルになってしまうので、どっちもどっちだなというのがあります。
そんなに毎日面白いことが起きている人はいない
ブログに対しては、派手なことをしている人か、悪口を匿名で書ける人に向いているというイメージを持っていると思います。
しかし!実はブログというものに対して固定観念を持ってても仕方がないんです。
ブログというのは、2005年ぐらいからでまだ歴史が15年ぐらいしかないので、まだまだブログというもののルールが決まっているわけではありません。それに、そんなに毎日おもしろいことが起きている人はいないわけですから。
一般の人がブログを書くことで情報発信ができて、自分の本業や自分の社会活動に対してオファーが来る。
このブログの1つのゴールはここにあります。
そこで、「そんなに毎日おもしろいことが起こらなくても、ブログを書いていける方法」について、自分なりにまとめていきたいと思います。
ブログというものの印象を変えてみよう
日記や過去語りではないと心得る
まずブログに対して、日記や自分の過去語り、つまり昔の話をする場所ではないというのを一旦考えてみてください。
ブログというのも、web-logなので日記がもともとベースだと思いますが、今だいぶ形が変わってきて、毎日何を食べてどこに行ったかだけを記述するものではなくなってきています。
自分の仕事上で感じた物事の考え方とか、ノウハウをまとめていくことで自分の日頃の活動を発信する。それによって結果的に自分の名前が知れわたって、他の人から必要とされる状態になる。
ブログの役割としてもこのように変わってきたと思います。
その意味でも日記や過去語りだけじゃないブログの形を考えた方が良くて、むしろ日頃の自分の持ってる物と自分の活動と合わせて、「自分はこんな立場から、こんなことを考えたよ!」ということを発信していく、一つのツールになるのだと思います。
いわば、もうブログは日記ではないんですね。
日記は自分に向けて書いたものなんですが、メディアは他の人に向けて書いたものになります。
アフィリエイトブログの真似をしない
一方で、アフィリエイトブログの真似をしないことも大事かなと思います。
いま、ブログの9割はアフィリエイトブログなので、世の中に出回ってるブログのノウハウは大抵、アフィリエイトブログについて書いてあるわけです。
このhayanon.comは本以外のアフィリエイトをやっておらず、全然成り立ちが違います。hayanon.comの読者の人に対してもアフィリエイトブログではなくて、自分に対して直接オファーがくるタイプのブログをやってほしいと思っています。
だから他のブログにも色々ノウハウはありますが、基本アフィリエイト前提に書いてあるものはあんまり真似してもしょうがないなと思います。
じぶんメディアとは?
じぶんメディアのかんたんな定義
“じぶんメディア”という言葉は、僕が適当に作った造語なんですが、つまり「日記ではない媒体にしようよ」というメッセージです。
誰しも、経験と考え方、仕事に関する技術などがあるわけです。いわば、誰もが何かしらのプロです。
自分に対して何かしら物事が起きた、物事がやってきた場合に、自分だったらどう切ってどう対処してどう処理するか、そしてその出来事をどう記述するかどう捉えるかということが、その人ごとに違うと思います。
物事がやってきて自分が処理して発信するまでの一連の出来事を、そのままのブログにしてしまおう、というのがメディアの考え方です。
つまり、自分が場所になる。
自分が物事を通過させる場所になり、受けて一周させて出す、という考え方になる。
それがブログを書く上で非常に重要だと思います。
ということはつまり、物事をやってきた瞬間からもう書いちゃっていいと思います。
これが日記とちょっと違って、日記は終わったことを書くと思うんですが、じぶんメディアの場合、既にやってきた時から書いていいと思います。
「ブログは経緯から書きましょう」と他の記事でも言っていますが、最初の時点から書くことでじぶんメディアとしてブログを書いていくことができます。
続きは、「自分にしか書けないこと」*「ネタ切れにならない」テーマの探し方にまとめました。